お知らせ&コラム
お知らせ
2023.07.25/夏季休暇のお知らせ
8月は14日(月)~16日(水)の期間、夏季休暇のため休診となります。蚊が大量発生する季節ですので、フィラリア予防がまだの方はお忘れ無く!
ウサギの診療を終了いたします。
開院当時より、犬猫から小動物に至るまで診療してまいりましたが、2021年9月より下記の理由にとり、うさぎの診療を終了させてきただきます。何卒ご理解の上よろしくお願いします。 理由〇10年ほどまえより、重度のウサギアレルギ
猫の急性炎症の検査(SAA:炎症マーカー)が院内で測定できます。
動物の病気は自覚症状を発信してくれないため、オーナー様が異常に気付くときはかなり病状が進行していることが多いです。何らかの異常で来院されるクライアントの多くは急性の炎症を伴っており、人間も含め犬では急性炎症の有無の判断と
プロゲステロン(PRG:黄体ホルモン)の測定について。
当院では従来より犬・猫の産科相談をしておりますが、主に犬の排卵時期を推測するために子宮粘膜の細胞検査(スメア検査)で判断しています。排卵時期に子宮の粘膜が肥厚し免疫寛容にかり、受精卵を受け入れる準備をします。その表面の粘
肝機能検査にTBA測定が追加されました。
従来より健康診断で肝機能測定を行っておりましたが、2月1日よりあらたにTBA(総胆汁酸)の測定が行えるようになりました。 通常CT検査で造影検査をして発見できる門脈体循環シャントは、食後の行動異常、若齢期での発育異常など
腎臓病の早期発見(SDMA測定)開始します
2020年1月下旬より、SDMA(腎臓のバイオマーカーIDEXX SDMA®)の院内測定を開始します。非常に早期の腎疾患の発見にもつながるため、健康診断にぜひご活用ください。 参考http://www.idexx.co.
タクシーで御来院の方へ
最近、病院からタクシーの配車が困難になっております。 4社ほどのタクシー会社近隣にありますが、電話での配車がほとんどできない状態です。 御来院頂いた際に、タクシーの運転手に待っていてもらうか、後ほどお迎えに来ていただける
コラム
こんな時は受診しましょう!
皮膚のベトつき、目の周りが黒ずんでいる。 よく、アトピー性皮膚炎なので薬を飲んで痒みを止めるだけの治療で困っている方。ひょっとしたら、内分泌疾患かも知れません。甲状腺の異常で皮膚が正常な状態を維持できない場合があります。
イーパークの予約に関して、ご注意いただきたいこと
ワクチンなどの健康維持のための予約は、1週間先までで問題ありません。ただ、体調が悪い場合は急変することもありますのでできるだけ早い予約をお勧めします。動物の病気の進行は想像以上に早い場合がありますのでくれぐれもご注意くだ
犬の遺伝疾患(1) 関節の疾患~股関節形成不全(HD)
股関節形成不全(HD)のDNA検査を実施しています。 股関節形成不全は、ゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバー・バーニーズマウンテンドッグ・ホワイトピレニーズ・ニューファンドランドなどの大型犬に発症することが多い疾
猫の遺伝疾患(1) 心臓疾患
心臓疾患を伴う遺伝疾患は様々ありますが、現在検査可能な疾患は「肥大型心筋症」(HCM: Hyperthrophic Cardiomyopathy)です。 この病気が進行すると、頻脈、食欲減退、活力低下、呼吸困難などを認め
脱毛・皮膚の色の変化による病気について
皮膚炎でなかなか治らないとのことで、当院に初めて来院されるケースが多いのですが、今回はそのお話をします。 皮膚の変化は、元々もっている皮膚の防御機能が低下して本来発症しない病気が出てしまいます。 抗生物質とかゆみ止めで治
フォルテコールプラス入荷しました
心臓疾患の長期投薬中の患者さんにお知らせです。 ACE阻害剤(フォルテコール、アピナック、エナカルド等)と、ピモベンダン錠(フォルテコール、ベトメディン、ピモベハート等)の合剤(2IN1 2種類の薬がお互い干渉すること無
耳の診察、耳掃除
当院では、オトスコープ(顕耳鏡)による耳道検査、耳垢のスメア検査(染色による菌の検査)などで、原因を確定させ、なるべく早く治癒、改善を目指しています。 原因を除去しない限りは、治ることはありません。 耳掃除に関してですが
嘔吐その2(白い泡状の粘液)
この場合、気管、気管支等呼吸器系の疾患による可能性が高いです。 心因性のものと、呼吸器系単体のものがあります。気管狭窄、気管虚脱、気管支炎などの疾患で白い泡状の嘔吐物が確認できたっばい、非常に危険な状態かもしれません。
嘔吐その1(黄色い液体など)
黄色いネバッとした液体を嘔吐した場合は、代表的な疾患として、胃酸によるもの、胆嚢疾患によるもの、膵臓疾患によるものが挙げられます。 これらは、血液検査等で即日判断可能ですのですぐにご来院下さい。 初期段階であれば、すぐに
子宮蓄膿症Ⅱ
子宮蓄膿症について、前回お話ししましたが続きです。今回は、最近診察した子宮蓄膿症の一例のお話です。 発熱、落ち着きが無いという理由で来院された8才の未避妊のポメラニアンちゃんです。体温40.0度 外陰部の腫脹 レントゲン
子宮蓄膿症
女の子の犬において子宮蓄膿症は、命に関わる恐ろしい病気です。 犬の発情は、他の動物と違っておよそ半年に1回の周期で発現します。 発情開始の目安となる発情出血から、子宮の内壁の構造が変化していき排卵適期になると子宮壁が肥厚
角膜損傷における結膜部分移植
角膜の表面にえぐれたような傷があります。傷が、軽度なら点眼薬で治るのですが、ここまで損傷が大きくなると、点眼薬での治療は困難です。進行すると、角膜穿孔といって、眼球に穴が空いてしまいます。今回は、眼球のまわりの粘膜の一部
糖尿病について
糖尿病は犬・猫のみならずあらゆる動物に発生します。膵臓の機能異常が原因ですので動物腫に限ったことでは無いのです。 定期的な血液検査・尿検査で早期発見すれば、程度の軽い場合は食事療法で改善することもあります。 進行してしま
歯根膿瘍について
ワンちゃんの目の下あたりが腫れてきたり、出血していたら歯根膿瘍(歯槽膿漏)の可能性があります。奥歯の根っこ(歯根)が炎症を起こし、化膿してくることにより皮膚まで炎症が発展して起こる病気です。 大体の場合お薬で治りますので
救急疾患について~おかしいなと思ったら
救急疾患の問い合わせで深夜に問い合わせがある場合に気になることがあります。急に怪我をしたり、体調が悪くなってご心配で連絡頂く場合がほとんどなのですがたまに次のようなご質問を受けることがあります。 「昨日の朝から、嘔吐して
熱中症について
私は当院の診察以外に、週3回ほど動物救急病院にて救急医として勤務しておりますが”熱中症”についてお話しします。 良くエアコンを付けているのになぜ熱中症になるのか?とご質問を受けます。冷房で最低温度~28度程度での設定で使